7.シュート
ユウリのパンケーキ…
「「「「おいし〜!!」」」」と言う言葉に顔には出さないものの態度…と言う か献立として登場する事となった…
大体1週間ごとに仕事の依頼によってシフトが組まれホワイトボードに書かれる ために必然的にシフトによって,「食事当番・買い出し当番・洗濯当番・掃除当番」と なる
今週は食事当番が竜也とユウリ…なのだ。
確かに回を重ねるごとにユウリのパンケーキの腕前は上達している。
でも4人の思うことは…
(こう毎日パンケーキでは…)と言うのが本音ではあったが,料理に目覚めた (?)ユウリに誰一人
「毎食パンケーキは止めて…」とは言え無いと言うこともあるが,まだ大量に 残っているパンケーキの種が勿体無いと言うのも理由の一つだっ た。
そして5日目を過ぎた頃…
「おはよう,シオン。」竜也がブラウスのボタンをしめながら起きてきた。
「おはようございます。竜也さん。早いですねえ…」修理の時計を片手にシオン が微笑んだ。
「うん。食事当番だからさ。それよりなんかいいにおいだねえ…」鼻をひくひく とさせた。
「はい。昨日,竜也さんもユウリさんも遅かったので「仕事ぎりぎりまで寝かし といてやれ。食事は俺がするから」ってアヤセさんが…」そういってシオンも仕事の 準備をはじめた。
すると,ホットプレートやらいろんなものを運んでアヤセがやったきた。
「おはよう。アヤセ。ありがとう」
「いや俺は別に…。シオン,ドモンとユウリ起こしてこい。そろそろ準備しない とまずいだろう…」
「はい。」そう言うとシオンは寝室のドアをノックした。
竜也がユウリが起きる前にこそっとアヤセに耳打ちした。
「アヤセ…まだ残ってただろうその…」
「ああ。でも,あれはおやつに使わせてもらったから心配ない?」
「・・・・・?」
アヤセの自信ありげな言葉に不思議そうな顔をする竜也だった。
「ふぁ〜おはよう…おっ今日は…」ドモンがそう言いかけてもう一方のドアが開 く音を聞いて言葉を止めた。
「おはよう…あら?」ユウリも驚いたように卓袱台を見た。
卓袱台の上にはトースト・サラダ・スクランブルエッグとウインナ−のボイル、ヨーグ ルトが並んでいた。
そして5人で今日は仕事の依頼に出掛けた。
今日の仕事はもうすぐ試合の行われるサッカー場の整備の依頼だった。
思ったより早く片付いて,4人の男性人はボールを持ちだし遊び出した。
「PKやろうぜ!PK」綺麗になったフィールドに満足げのにドモンが言う
「おっいいねえ」そういうことにすぐのる竜也と
「やりましょうね。アヤセさんも…」そういってペースに巻きこむシオンにつら れ 4人はPKをはじめた
まずはシオンが嬉しそうにいう
「2番4番2枚抜きで…あれ?違いますか」
「どこにそんな番号あるんだよ。シオン」呆れたようにゴールで待つドモンが言 う
「テレビのみ過ぎだなシオン」思いあたるものがあるらしく竜也がため息をつく
「だな…」
そんなPKも終わり,小腹のすいた5人はアヤセの持ってきたおやつを食べることに した。
そこには…
ユウリのあの種をアレンジしして作ったクレープが入っていた。
「これ…」そう言ってユウリがアヤセを見た。
するとアヤセはユウリに頷きかわりに優しくウインクした。
無事ホットケーキはクレープとなり,5人のお腹にシュートとなった。
「これ俺のバナナじゃねえか!」
「かたいこと言うな。食材は提供しあうもんだ…だろ」
「…ままあな…」
「そうですよ。僕のみかんの缶詰も生クリームもアヤセさんのクレープ提供した んですから」にこにこしながらシオンが言う
「でも…」
4人は (一体シオン生クリームだけでどうやって食べるんだろう?異性人の食生活なのかそ れとも…)と謎を抱きながら無事5日間のパンケーキ生活に幕が降りた。
−めでたしめでたし…なのか?−
後書き−クレープその後です。 せっかくの可愛いお話を…すみません。 どなたか繋げてくださるかしら…よろしくです
(樹里より)
シオンの嗜好も凄いけど、5日間パンケーキを食べ続けた方々も凄いと思います(笑)。
しかし、なんと! アヤセがウインクしているではないですか!!
おおお!! このシーンは実写で見てみたいです!
しおんさん、いろいろありがとうございます。
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